SUGINARI MORIMOTO -7hole Mid Cut Boots-

SUGINARI MORIMOTOの新入荷商品をご紹介します。

1950’Sのフランス軍のミリタリーブーツを参考にして、シャフト長と履き口の細さのバランスを模索し、最適なバランスに仕上げた新作のレースアップブーツです。足首をタイトに締め付け、ふくらはぎに掛けてもフィットするようにシャフト幅は細く設計して、足が細く美しく見えるようデザインしています。

素材はイタリア・トスカーナ州のタンナーで作られた上質なバケッタレザーを使用しています。革の厚みは1.0-1.2mm程度で、とても薄く非常に繊細で、ベビーカーフのようなしっとりした肌触りをしています。タンニン鞣しのため、使い込むと艶が増し、浸透したオイルが表面に浮き出て鈍い光沢を放ち、美しく味わい深いエイジングを楽しむことができます。

木型はデザイナー森本氏のビスポークシューズ製作の経験を元にして、日本人の足型の特徴を考慮して作られたドレス寄りのスクエアトウラストを使用。足なりを再現した立体的な丸みのあるフォルムを意識し、カカト周りも日本人に合わせた小さめの作りで、ホールド感を高めています。製法は前足部に「ブラックラピド製法」、中足部に「ウッドネイル製法」を採用しています。

履き口の縫製仕様は、製靴技法でいう「無双縫い」という袋縫いでまとめられており、縫い目を出さずミニマルな雰囲気に仕上げています。また、つま先を反り上げたローリング効果をラストに施すことにより、歩き易さを追及していることも特徴です。(履き込んでいくと、つま先の反り上がりが足にあわせて少し下がり、さらに歩き易くなるように設計しています。)

製品後にティーフィニッシュ(煮出した紅茶に漬けこむ独自の仕上げレシピ)を施すことで、色合いに深みが増し、風合いもさらに良いものになっています。また、シューレースもレザーと同じ染料で手染めされており、シューズの雰囲気をより一層高めています。こうした靴作りにおける工程の全ては、神戸のアトリエ内で、人の手によって行われています。生きた証である革に敬意を表し、丁寧に手で革の感覚を感じ取りながら作られる靴は、履き心地の良さだけではなく、素材、製法にいたるまで一切妥協がない拘りの1足に仕上がっています。


< 7hole Mid Cut Boots >
Color : Black
Material : Soft Vaqueta

同ブランドからダービーシューズの再入荷もありました。オリーブグリーンのレザーを黒の染料で染めて独特な色合いに仕上げた1足です。商品の詳しい説明は、下記ウェブショップのリンク先ページおよび前回入荷した際にポストしたこちらの記事でご覧いただくことができます。


< Lace Up Derby Shoes >
Color : Black
Material : Vaqueta Leather

上記商品の詳細と通信販売はこちらのページをご覧ください。

本日の紹介は以上となります。
商品についてご不明点などございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

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