21AWシーズンより始動した新ブランド”Tukir(トキ)”をご紹介します。
seya.のクリエイティブディレクターを務める瀬谷慶子氏と尾州の老舗機屋のタッカの協業ブランドです。
経年変化の美しさを求め、違う観点から糸、布、服を作っていくホームガーメントを展開しています。古くなることに自信を持てる服、年を経ることが楽しめる服をコンセプトに掲げ、上質な原料を天然の草木で染めたプロダクトを生み出しています。
今季はガウン2型とシャツ1型のカプセルコレクションでの展開になります。当店ではメンズ向けにシャツをセレクトしています。
深く重なった前立ては内側に小さなボタンが一つ付けられており、折り重なったり、片方だけ傾いたりと身体の動きに合わせ自然な表情を見せてくれます。また、前後で高低差を付けたスリット入りの裾や袖に含みらをもたせるタック入りの袖口のデザインも特徴です。
ションヘル織機でゆっくりと織り上げた柔らかなカシミヤ・ウールの生地を使用しています。カラーは天然のログウッドで染色しています。糸の段階で染色をすることで、色味が均一になり、上品な印象に仕上がっていることがポイントです。
ログウッドは中南米原産のマメ科の常緑高木から取られた天然の植物染料で、日本では古くから黒染めをする際に用いられています。天然の草木染めならではの深みのある色合いと着用やお洗濯による経年変化が特徴です。
サイズはType1とType2の展開で、サイズによってデザインも異なります。Type1は女性向けのサイズで、着丈はドレスのように長く設定されています。Type2は男性向けのデザインとサイズで、1に比べ身頃や裄丈は大きくし、着丈は短くしています。
MODEL 170cm 55kg / size Type2 着用
どことなくエキゾチックな雰囲気を感じるチュニックのようなデザインですが、ボタン留めの袖口や背中のヨークやインタックの仕様などにより、モダンに仕上げています。ロングシャツとしてのスタイリングだけではなく、裾をボトムスにインしたファッショナブルな着こなしもお勧めです。
真新しい服の魅力だけでなく、時を経た服がどのようになっていくか。数年後の違う表情の魅力にも着目し、染色方法や生地が考えられています。ウールカシミヤによる高級感あふれる最初の顔、数年後の色の褪せ、肌になじんで柔らかくなる感触、縫い糸と生地のバランスの違いなど、時を重ねることでより一層愛着が湧くプロダクトです。
< Day Dress >
Color : Deep Charcole
Material : Cashmere-54%, Wool-46%
上記商品の詳細と通信販売はこちらのページをご覧ください。
本日の紹介は以上となります。
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