今季より取り扱いを開始したAquellos Ojos Verdeの新入荷商品をご紹介します。
1stデリバリーで入荷したスリーピングシャツはお陰様で瞬く間に完売いたしました。今回はストライプジャケットとサックコートが入荷しております。ナポリシャツを原点とするブランドだけに、ジャケットやコートもシャツのパターンをベースに、運針数なども同じにして製作されていることが特徴です。
古来より幅広く使われてきた伝統的な縞模様にフォーカスしたス”Authentic SHIMA”のラインから展開されているジャケットです。同ラインでは博物館や創業100年を超える機屋に現存する各年代のアーカイブをベースに、その意匠や技術、時代背景からインスパイアされ再構築をした生地を使用しています。
ジャケットのデザインは日本の国民服と呼ばれた戦時中に開発されたジャケットをベースにしています。
当時の背景からなる過剰な装飾を省いたシンプルなデザインとクラシックな雰囲気を醸し出す襟元やフラップ付きのポケットがポイントです。
年代は、1903/1932/1970とカテゴライズされており、こちらのアイテムは1903に属する生地を使用しています。日本人の精神の根底にあるような間、奥行き、凛とした佇まいを、幅広いピッチのストライプで表現されています。
トップ糸をオーバーダイし、色に深みを出し、更に撚り合わせ杢にした5色の糸を使用しています。それらの糸をギュッと目を詰めて織り上げた後、ミドル加工を施すことで、滑らかな質感ながらも、コルクのような奥行きを感じさせる味わい深い表情の生地に仕上げています。裏地のない一重の使用ですが、袖口のみミリタリーのCPOシャツをイメージして裏地を付けています。
次はサックコートをご紹介します。今季、同ブランドは、旧ソビエト連邦時代のアンドレイ・タルコフスキーの映画”ノスタルジア”からインスピレーションを受けたコレクションを展開しています。こちらは映画の中で主人公が着用していたチェスターフィールドコートのレトロな柄のツイードをイメージした生地を使用しています。
デザインのベースは19世紀中頃のサックコートをベースにして作られています。それまで主流だったフォーマルなロングコートの丈を短くし、腰回りのシェープを削ったスーツやジャケットの原型とも言えるアイテムです。
同ブランド独自のアレンジも加え、襟は首元に綺麗にそうスタンドカラーを採用。本来は左胸のみについた大きめのアシンメトリーな箱ポケットを使いやすいように左右に配置しています。
生地は英国羊毛をミックスしたウールに、意匠ヤーンであるコットンモール、トップ染めならではのムラ感のあるリネンを配列し、それぞれの素材の持つ質感や色味により立体感があり奥行きのある素材に仕上げています。
シャツを羽織るような感覚でスタイリングできる気軽さがありながら、素材や仕立てに拘ることで、凛とした佇まいも感じることができる同ブランドならではのアイテムです。
< National Uniform Jacket >
Color : Khaki
Material : Wool-99%, Polyester-1%
< Sack Coat >
Color : Navy
Material : Wool-52%, Cotton-28%, Linen-20%
上記商品の詳細と通信販売はこちらのページをご覧ください。
本日の紹介は以上となります。
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