昨年21AWシーズンより始動したTukirの新入荷商品をご紹介します。
seya.のクリエイティブディレクターを務める瀬谷慶子氏と尾州の老舗機屋タッカの協業ブランドです。古くなることに自信を持てる服、年を経ることが楽しめる服をコンセプトに掲げ、上質な原料を天然の草木で染めたプロダクトを生み出しています。
Kusuhashigawa×Logwood / Wool-59% Silk-41%
深く重なった前立ては内側に小さなボタンが一つ付けられており、折り重なったり、片方だけ傾いたりと身体の動きに合わせ自然な表情を見せてくれます。また、前後で高低差を付けたスリット入りの裾や袖に含みらをもたせるタック入りの袖口のデザインも特徴です。どことなくエキゾチックな雰囲気を感じるチュニックのようなデザインですが、ボタン留めの袖口や背中のヨークやインタックの仕様などにより、モダンに仕上げています。
ションヘル織機でゆっくりと織り上げたウール・シルクの生地を使用しています。シルクの適度な光沢とウールのドライな肌触りが特徴の生地です。
染色は天然の草木染めになり、黄味のあるクスノハシガワ(石灰岩地に見られる高木)と黒系のログウッド(中南米原産マメ科の常緑高木)を使用しています。2つの色が混ざりあうことで、深みのある茶系の色合いに仕上がっています。着用やお洗濯をしていく内に徐々に変化する経年変化も魅力の1つです。
真新しい服の魅力だけでなく、時を経た服がどのようになっていくか。数年後の違う表情の魅力にも着目し、染色方法や生地が考えられています。高級感のある最初の顔、数年後の色の褪せ、肌になじんで柔らかくなる感触、縫い糸と生地のバランスの違いなど、時を重ねることでより一層愛着が湧くプロダクトです。是非お試しください。
本日の紹介は以上です。
Tukirの商品詳細と通信販売はこちらのページをご覧ください。
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埼玉県川越市脇田町6-1
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