山内の23AWシーズンの入荷がスタートしました。
優れた技術を持つ日本の職人と共に物作りを行う山内ですが、シーズンを重ねるごとに、さらに進化し、今では、この職人にしか作れないもの、ここでしか縫えないもの、そういったアイテムの展開も増えています。
定番の塩縮加工のコットンリネンシャツは、今回、奈良県の職人による本藍染めで、⻘みの強い限界濃度の藍色を表現。⼤阪にある縫製⼯場が特許を取得している縫製技術で仕⽴てたカーディガンとイージーパンツは、縫い代に厚みがなく、フラットで美しいビジュアルと柔らかな着心地に仕上げています。
表面に独特なシボのあるコットンのダブルクロスを使用したセミワイドパンツは、山内らしい迫力のある素材使いが魅力です。入荷商品をアイテムごとに詳しくご紹介します。
< 本藍染・塩縮加工コットンリネンシャツ >
藍 / Cotton-50%, Linen-50%
染料の元となる蓼藍を育てる所から1人で行う、奈良県の職人による本藍染めです。⻘みの強い、限界濃度の藍色を表現するために、染料にするまでの工程や染めの回数に通常の倍ほどの手間を掛け染め上げています。また、特徴的な不均一の柄は、染めた生地の上から抜染剤をランダムに振りかけて独特な表情に仕上げていることも特徴の1つです。
< ミルドウールニット・ノーカラーカーディガン >
Black / Wool-100%
柔らかなドレープ感が特徴の140’sウールで作製した縮絨天竺の生地を使用しています。⼤阪の縫製⼯場が特許を取得している縫製技術で仕立てられたフラットシームも特徴的です。特殊なコードを使用しながらほつれを防止し、生地と生地をミシンで繋ぎ合わせる方法で、縫い代の厚みがない事から、より柔らかな着心地や美しいシルエットを実現させています。
< ミルドウールニット・イージーパンツ >
Black / Wool-100%
前記のカーディガンと同素材を使用したイージーパンツです。形はヒップや腿周りに適度なゆとりをもたせて、膝下からゆるやかにテーパードをかけています。すっきりした綺麗なシルエットにもかかわらず、ストレスのない履き心地の良さが魅力のボトムスです。セットアップでのスタイルもおすすめです。
< コットンダブルクロス・ワンタックセミワイドパンツ >
Black / Cotton-100%
超細番⼿の綿糸を高密度に織り上げた、コットンダブルクロス素材を使用しています。表と裏の織りを別組織にしてから熱加工を施すことにより、裏の組織だけ縮ませて、表に凹凸のあるシボ感を生み出した、特殊なダブルクロス素材です。形は、タックによるゆとりのある腰回りから、裾にかけて適度にテーパードの効かせたワイドテーパードシルエットです。センタークリースが入ることで、着用した際の見え方は綺麗なスラックスの様に上品な印象もあります。
本日の紹介は以上です。
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