新規取り扱いブランドをご紹介します。
ブランドは今期23AWがデビューシーズンとなるcalmlenceです。
デザイナーである熊谷和幸氏が自身と向き合い創作することを標榜したプロジェクトで、これまでに目で見て、手で触れ、感じてきたものの集大成と言えるブランドです。
30年以上もの間、ファッション・デザイナーとしてのキャリアの中でも揺らぐことのなかった洋服を製作するうえで欠かせない生地や糸、機織りの技術の探究。「素材」への好奇心は、氏をものづくりのより深いところへ向かわせると同時に、その魅力を最大限に表現するという情熱に形を変えました。
そして積み重ねた経験と熟練の職人たちによって現代を生きる男性のための洋服へと落とし込まれます。そして、デザインと質感のバランスを自在に操ることで、静けさの中にある強さを生み出しています。
< Sack Coat >Black / Wool-75%, Linen-15%, Kemp-7%, Nylon-3%
ケンピ混の紡毛糸を追撚して絣の糸を表現。更にリネンとランダムに交織し、仕上げに洗いをかけ凹凸感を出しています。型は4つボタンのやや狭めのVゾーン、絞りの少ないウエストや裾に向かって緩やかに広がるラインなど、サックコートの要素を取り入れながらも、古典的ではなくモダンに着こなせる絶妙なバランス感でデザインされています。
< Sack Coat >Black / Cotton-50%, Wool-25%, Linen-25%
前記のモデルの素材違いです。こちらは3種の素材を使用し、ドビー・ストライプ・ギャバジンの複雑な組織に織り上げた生地で仕立てています。釦には皮付きのまま削り出した水牛釦を使用。前立て上部にはホックが付けられており、留めて襟を立てるとスタンドカラージャケットのようにもなります。
< Single Pleated Wide >Black / Wool-37%, Linen-37%, Cotton-26%
かなり深めにとられたシングルプリーツが特徴のワイドパンツです。生地は3種の素材を使用し、変形ヘリンボーンストライプ柄に織り上げ、更に洗いを施す事により凹凸感を表現しています。丈はやや短めに設定されており、着用時の腰の位置で印象を変えることができます。シューズやトップスにあわせて様々な着こなしを楽しめるボトムスに仕上げています。
生地は全て国内背景で仕立てたオリジナル素材で作られています。あえて粗野な毛質のケンピなども取り入れ、素朴で力強さを感じる生地を生み出し、丁寧に仕立てることで、品の良さも感じられるガーメントに仕上げています。
上述の”静かで強い服”、そのようなところに強く惹かれ、ファーストシーズンよりお取り組みをさせていただいております。是非一度手にとっていただければ幸いです。
次のポストも同ブランドの入荷商品をご紹介します。
calmlenceの商品詳細と通信販売はこちらのページをご覧ください。
twelve
埼玉県川越市脇田町6-1
TEL:049-225-5622
O/C:平日14:00-20:00
土日祝日13:00-20:00