T.TのBuckle-backed Jacketです。
生地は旧式力織機で製作したオリジナルのウエスト・ポイント生地を使用。ウエスト・ポイントはチノクロスの一種で「米国陸軍士ウエストポイント士官学校」の制服に由来します。一般的なチノクロスに比べて細い双糸のコーマ糸を使用し、高密度に打ち込むことで光沢を出した高級感のある生地で、上級士官の制服に採用するために作られたと言われています。
その生地をベースに、奄美大島の伝統染色技法を用い、一枚一枚丁寧に染めたものにダメージ加工を施しユーズド感を表現しています。ひとつとして同じものがなく、唯一無二の表情が楽しめるることが特徴です。
型はLot.703(※) がベースのジャケットで、片方のみにパッチポケットが付いており、前見頃にあるプリーツを止めるステッチの一本ずつのみという簡素な作りになります。シルエットは真っ直ぐに付いた袖と肩傾斜がない肩線によって、平面的な作りに仕上げています。刻印入りボタンとバックルは全て鉄製で型から製作したオリジナルです。
タフなウエポン素材を用いて天然の泥染で作り上げたジャケットは、独特なムラ感のある色合いや表情を楽しみながら長く付き合うことができます。スッキリした丈感は、同ブランドが展開するクラシックなワイドトラウザーとの相性が抜群です。春や秋はアウターとして、冬はインナーとしても使える着こなし面での汎用性の高さも魅力の1つです。
(※)Lot.703はTaiga Takahashiのアイコニックアイテムでもある1920'sデニムジャケット。髙橋大雅はリーバイスよりもストア系と呼ばれるブランドのデニムが好きだった。特にForemost というブランドを展開していた J.C.Penny。1920年代にリーバイスを真似たデニムを作り始め、徐々にオリジナリティを持ったデザインが展開されていった。それらのデニムを蒐集し、彼らが試行錯誤してリーバイスと差別化を図るかという意志を、ディテールの随所に感じ、その意思を引き継ぎ、 同ブランドのオリジナルデニムが誕生しました。
[Color]
Brown
[Material]
Cotton-100%
[Size] 肩幅 / 身幅 / 着丈 / 袖丈
(38) 51cm / 58cm / 62.0cm / 56cm
(40) 53cm / 60cm / 63.5cm / 59cm
→着用STAFF 170cm 55kg 38着用
[Attention]
・天然染料を用いた染色のため、色味や加工感(色のムラ感)などに若干の個体差がございます。アイテムの特性のため、ランダムでの発送とさせていただきます。注文時に希望をお受けすることはできません。
・素材の特性により生地には織りムラや染めムラやネップ等が見受けられる場合がございます。
・サイズに若干の個体差がございます。上記の採寸値はあくまで目安となっております。
・ブランドごとにサイズの表記方法が異なるため、上記の採寸値とスタッフの着用写真を参考にしてサイズをお選びください。
・掲載写真につきましてご利用のモニター環境等により実物の色味や質感と多少異なって見える場合がございます。
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