twelve初のお取扱いとなる日本の眼鏡専門ブランド「Kearny」についてご紹介したいと思います。
2013年にブランドスタート
設立の経緯については、Kearnyデザイナー熊谷氏の言葉で紹介させて頂きます。
『アメリカのヴィンテージ眼鏡に魅了されて、何故セルロイドフレームが時代と共に減少していったのかを調べた。
セルロイドはもともと発火剤としても使われるほど発火性が強く、工場が火事でなくなってしまう恐れがある。
そのため量産しやすく、安全なアセテート(プラスチック)へ素材がかわり、中国やタイ生産になっていった。
この様な理由からアメリカや日本でもセルロイド職人が減少している。
現在、日本の職人も縮小し残すところ岐阜県、千葉県、福井県となった。
そこで今後も縮小していくハンドメイド眼鏡を少しでも多く作りたい、残したいという気持ちから眼鏡ブランドを立ち上げた。』
このような言葉を頂いております。ハンドメイドにおいて大事なのは、やはりその職人の腕、今日は、Kearnyの生産背景等を中心に職人さんについてクローズアップしていきます。
非常に解りやすく、デザイナーより写真と説明を頂いたので、許可を頂きこちらのブログでも紹介させて頂きます。
岡村眼鏡製作所
千葉県山武郡
蓮沼海岸に程近い町に岡村眼鏡製作所はあります。
工房内に入ると、ヤスリや小刀などが並ぶ手作り職人ならではの作業場
眼鏡制作は本来、分業制主体ですが岡村眼鏡では全行程を一人で行っています。
作製手順
セルロイド(ニトロセルロースと樟脳から作られる生地)はカット後、数ヶ月自然乾燥させる。
乾燥させる事により、作品完成後の形状変化が少なくなる。
↓
原盤作成
内外径とテンプルの原盤を作成
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削り
荒削りで形になったフロントとテンプルをヤスリと小刀で削りながら形状ラインの調整
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ヤスリ
ヤスリや小刀で形状ライン整え、荒バフという研磨機でバフ表面の荒れを調節
荒バフ後、ツヤバフにより表面のツヤを出していく
このバフの作業が仕上がりの質感が大きく左右される
↓
刻印
テンプルを刻印の打ち込み機へ一本一本設置
組立→調子取り(フレーム調整)→完成
関東で最後のセルロイド職人である
岡村眼鏡製作所三代目 岡村氏
「手が動かなくなるまで眼鏡を作り続ける」
岡村さんのお話の中で特に印象残った言葉です。
こんなカッコイイ言葉を聞くことができ、
僕自身のkearnyに対する思いもより一層強まりました。
kearny 熊谷
セルロイドや、ハンドメイドに対しての熱い気持ちを持つデザイナーと職人が生む素晴らしいアイウエア達。
そして、当店で取り扱うモデルは、まさに僕自身、長年探し求めていた眼鏡そのものでした。
明日のブログで詳しい商品紹介をさせて頂きます。楽しみにお待ち頂ければ幸いです。
もう一つご紹介が有ります。本日、The FRANKLIN TAILOREDより入荷が有り、551ZXX one wash denimがサイズ1から6迄、全て揃いました(先日も入荷したばかりですがまたサイズ欠けしておりました)。
The FRANKLIN TAILORED / 551ZXX ONE WASH
¥32,000+tax
生地は、実際にリーバイスの551ZXXが造られていた時代背景と同じく、1950年代の古いシャトル織機を用いて造られています。生地を生産する過程はまさにヴィンテージデニムという感じですが、それとはまた違う、毛羽感の少ない綺麗めなデニム生地で作られています。
サイズ6迄揃うのは本当に久しぶりです。オンラインショップの在庫更新も完了しています。The FRANKLIN TAILORED / 551ZXX one wash denimの商品詳細、通信販売はこちらのページをご覧下さい。→The FRANKLIN TAILORED / 551ZXX one wash denim
系列店でのkibiではMOVING SALEを行っております。
対象のユーズドアイテムが何と70%OFF。twelveに並んでいたユーズドもkibiの70%OFFコーナーへ多数投入しました。
詳しくはこちらのブログでご覧下さい。→used 70%OFF moving sale!!!
2015年 2月25日(水)
twelve and twelve kib 合併OPEN
昨年、新規オープンした現twelveの場所で、セレクトブランドと古着の両者を、今迄以上に濃い空間と商品構成にて新たにスタート。
※2月22日をもちましてtwelve kibiは、現在の場所での営業が終了となります。
2/23,24は合併OPEN準備の為、twelveも店休日とさせて頂きます。
twelve+twelve kibi
adress
埼玉県川越市脇田町6-1
049-225-5622
twelve 浦松