A.PRESSE -M-65 Mods Coat, Field Jacket-

A.PRESSEの入荷商品の紹介で本日はブログを2回更新しております。

21AW/2ndデリバリーの販売を8/21(土)より開始いたします。今デリバリーではアウターやニットなど、秋冬のメインアイテムと呼べる商品が入荷しております。2回目のブログはアメリカ軍のM-65シリーズをモチーフにしたモッズコートとフィールドジャケットをご紹介します。

こちらのアイテムの最大の特徴は、素材使いにあります。生地は綿織物の産地として知られる浜松のパラシュートクロスを使用。シャトル織機で高密度に織り上げた質の高い生地に、更にハリと固さを加えるため、北陸にある別工場に移し、加工を施しています。加工によりハリや固さだけではなく、美しい陰影を生み出す深みのある色合いに仕上がっていることもポイントです。

通称モッズコートと呼ばれるアメリカ軍のM65パーカをモチーフにしたコートからご紹介します。

ファッションとして最も浸透したミリタリーウェアと言っても過言ではないほど、様々なブランドから展開され、ヴィンテージ市場でも価格が高騰している人気の高いアイテムです。同ブランドでは上述の素材使いとシルエットの微調整などを加えることで、新たな1着へと仕上げています。

同モデルのアイコンとも言えるフィッシュテイルや袖のアクションプリーツはそのままに、袖のカマを僅かに下げ、蹴回しを大きく出すことで、綺麗なAラインのシルエットに仕上げています。ディティールは防風性とデザイン性を加味し、袖口と裾にはドローコードを通し、袖口はゴム入りのギャザーで仕立てています。

続いて同素材で仕立てたフィールドジャケットです。こちらは肩章が付かない初期型をモチーフにしています。

着回しの効くミドル丈やミリタリーアイテムならではの特徴的なポケット使いが魅力のアイテムですが、オリジナルはゴリッとした肩周りとシェープの効いたウエストにより逆三角形のシルエットになります。スタイリングによっては上手くハマりますが、1つ間違えるとヤボったい印象が強くなってしまいます。同ブランドでは、そのような部分を上手く再編集しながら、新たなシルエットを作り上げています。

フードの収納された高めの襟やフロントのフラップポケットなど、モチーフにしたモデルのデザインを採用しつつ、ウエストのシェープを消し、袖山はなだらかに調整しています。ディティールは袖と背中にアクションプリーツを付けて、腰にドローコードを通しています。両モデル共、裏地は着心地を重視し、表地と同色で染め上げたコットンのブロードクロスをあてがっています。

オリジナルのデザインを忠実に再現しつつも、パターンメイクに工夫を凝らし現代的なシルエットにアレンジしたミリタリーアウターです。また、カラーもヴィンテージのオリーブドラブとは異なる上品な色合いに仕上げ、タウンユースとしての使い勝手の良さを更に高めています。生地は着込むと徐々に柔らかく馴染み、オイルドクロスのようなアタリが出てきます。そのような経年変化もこちらのアイテムの魅力の1つです。


< M-65 Mods Coat >
Color : D.Green
Material : Cotton-100%


< M-65 Field Jacket >
Color : D.Green
Material : Cotton-100%

上記商品の詳細と通信販売はこちらのページをご覧ください。

本日の紹介は以上となります。
1つ前のポストでは同ブランドのバルマカーンコートとカシミヤニットカーディガンをご紹介しております。そちらも是非ご覧ください。


>>> premio gordo Order Exhibition

twelve
埼玉県川越市脇田町6-1
TEL:049-225-5622
O/C:平日14:00-20:00
      土日祝日13:00-20:00

Online Shop
Instagram / YouTube
Facebook / Twitter