明日5/25(土)より当店別注のO’DEMプリントTeeの販売を開始いたします。
こちらはブランド初期に展開されていたプリントTeeを当店別注で再製作していただいたものになります。
フロントにはセルジュ、ジェーン、ブリジットの三角関係を題材にしたイラストレーター依田直之氏のドローイングがプリントされています。
・Inevitable encounter and farewell (必然的な出会いと別れ)
・everything happens for a reason (すべての出来事には意味がある)
今迄出会った人、出会った事には全て意味がある。
「数奇的な巡り合わせ」というメッセージが込められています。
ヴィンテージやデッドストックなど、過去様々なボディで展開されてきたことも同モデルの特徴です。今回使用したのはUS ARMYのデッドストックteeで、米軍ならではのコヨーテカラーと洗いをかけると古着のように少しクタッとしてくる薄手の綿100ボディが特徴です。
これら色合い・風合いなどが魅力のミリタリーボディのTeeシャツですが、タックインを想定して作られたと思われる米軍仕様の長めの着丈は少しネックでした。そのため、裾をカットし着丈の長さを調節。やや短めのSHORTとレギュラー丈をイメージしたLONGの着丈違いの2サイズ展開にしました。
裾のカットは、断ち切りになっており両サイドにカンヌキを入れて止める仕様で作られています。それにより、裾のロールがキープしやすくなります。加えて、カットソーの斜行している雰囲気も個人的にはポジティブに捉えているため、丸胴でもそれがわかりやすいという効果もあります。
カンヌキ留めは、デザイナー自ら、手閂で仕上げていただきました。ミシンに比べ、手間はかかりますが、手作りっぽく手縫いの工程を入れたいというデザイナーの意向によるものです。
< “1968” > Coyote(Short, Long) / ¥8,800-
依田直之氏によるハンドタッチのプリントにデッドストックのボディの組み合わせ。さらに手作業による裾の断ち切りや閂留めを施すことで、古着の1点物のような雰囲気のアイテムに仕上がっています。
スタイリングも同様で、古着のプリントTee感覚であわせていただければと考えています。特に、テーラードジャケットやスラックスなど、ドレスアイテムとの組み合わせをお勧めします。
こちらの商品、本来ならば昨年の7月ごろに発売を開始するはずでしたが、完成直前に、今回のTeeシャツの題材の1人”ジェーン・バーキン”の悲報を聞きました。デザイナーも私も、彼女のスタイルに多大なる影響を受けたことは間違いなく、その直後に販売を開始することに違和感をおぼえ、販売開始時期を延期することにしました。
デザイナー含め、自分達の記憶を辿りながら作製した今回の別注企画。古着のTeeシャツの裾をカットしたり、サイドを閂で留めたりするのは、当時私達が好んでやっていたことです。また改めて良いなと思えるものに仕上がりました。販売開始が当初の予定よりもだいぶ遅れましたが、皆様にも共感していただければ嬉しく思います。
*上記の商品について5/25(土)よりオンラインでも販売を予定しております。
twelve
埼玉県川越市脇田町6-1
TEL:049-225-5622
O/C:平日14:00-20:00
土日祝日13:00-20:00