T.Tの25AWコレクションが本日7/18よりスタートいたしました。
「過去の遺物を蘇らせることで、未来の考古物を発掘する」をコンセプトに掲げ、失われた古き良き西洋古来の洋服を、日本古来の伝統技術を用いて、現代に甦らせることを目的としたブランドです。海外のアンティークディーラーや古美術商を通じて集められた70~100年以上前の服を元に、考古学の観点から現在もしくは未来にも存在する服を研究し、今期もコレクションが展開されています。
< Narrow Collar Shirt >Sumi Dyed Black / Cotton-100%
1910年代の付け襟式ドレスシャツがベースになる、同ブランドのバンドカラーシャツの紛失した襟を想像し、羽襟付きのシャツにデザインしたモデルです。染色は、日本の伝統染色技法の墨染めを用い、一枚一枚丁寧に染めることで、ひとつとして同じものがなく、唯一無二の表情が楽しめます。
< 50s Italian Collar Shirt >Hand Drawn Sumi / Cotton-60%, Rayon-40%
京都の唐紙職人である、かみ添による墨流しの作品に着想を得て、オリジナルの絣柄素材に対して、墨を手描きすることにより友禅の職人が使用する刷毛の流れの微妙なニュアンスを表現したモデルです。手描きである為、一枚一枚刷毛の流れや色の濃淡が微妙に異なり、ひとつとして同じ柄がないシャツに仕上げています。
< Coverall Jacket >Melange Charcoal / Cotton-100%
炭鉱から発掘された、名もなき1910年頃のアメリカのカバーオールを元にデザインされたジャケットです。素材には、以前のコレクションでも展開のあった、「TWEEDUROY」を再現した素材を採用しています。コーデュロイにプリントを施し、ウールのツイードに似せた生地で、ウールの生地よりも耐久性があったという理由から開発されたと言われています。
< Cossack Leather Jacket >Black / Horse Leather
ニューヨークで見つけたアメリカ製の1930年代のレザージャケットがベースになるモデルです。アールデコ調の刻印が入った扇型のジッパーやベークライトのボタンなどが、アイテムの雰囲気をより一層高めています。茶芯の馬革を使用しているため着込むことで、黒の下に沈んでいる茶が少しずつ浮き出てくる、独特な表情の経年変化が楽しめます。
< Hooded Sweat Shirt >Mud Dyed Brown / Cotton-100%
吊り編み機で、ゆっくり時間をかけながら、編み立てられた裏毛素材を使用したフーデッドシャツです。奄美大島の伝統染色技法の泥染めを用い、一枚一枚丁寧に染色することで、独特なムラ感のある生地に仕上げています。スッキリした丈感は、同ブランドが展開するクラシックなワイドトラウザーとの相性が抜群です。
< Denim Jacket c.1920’s & Trousers >Raw Indigo / Cotton-100%
ブランドのアイコニックアイテムとして継続的に展開されている1920’sデニムジャケットとトラウザーです。生地は米国産オーガニックコットンを使用し、岡山にある旧式力織機で織り上げたライトオンスデニム。風化したようなグリーンキャストな色味が特徴の硫化染料をミックスしたインディゴと時間経過を感じさせる黄ばんだ生成りに染めた特注のネップ糸を経・緯で組み合わせることで、独自の濃くて深みのあるインディゴブルーの色合いに仕上げています。
< Buckle-Backed Jacket & Trousers >Black / Cotton-100%
空気の力で糸を撚り合わせる特殊な製法で紡がれた糸を使用した、スラブ調の生地を使用しています。軽く、柔らかなタッチですが、糸の選定や染色に工夫を凝らし、表情のある生地に仕上げています。型は、定評のある上記のデニム上下と同じです。比較的、幅広い時期に対応できることも魅力の1つです。
< Engineer Trousers >Brown, Black / Cotton-100%
タフな質感と上品な光沢を併せ持つミリタリーモールスキンで作製されたトラウザーです。型はカリフォルニアで発掘された18世紀のワークパンツがベースで、股上が深く、ワタリから裾まで太めのシルエットが特徴です。ズドンと落ちる男らしいワイドストレートシルエットのボトムスは、着丈のスッキリしたニットやスウェットシャツとあわせた際のサイズバランスが秀逸です。中肉厚のコットン素材の為、秋口から春先まで履けれ汎用性の高さも魅力です。
< Newsboy Cap >Melange Charcoal / Cotton-100%
先ほどのカバーオールジャケットと同素材で作製されたアイテムです。型はニュージャージーのアンティークディーラーの倉庫で見つけた1900年代初頭のニュースボーイキャップから再構築したデザインで、シルエットやボリューム感をシャープにしながら、膨らみのある綺麗なフォルムに整えています。ツバは前、後ろどちらにして被っても着用可能で、その日のスタイルによって合わせていただけます。
< US Military Hat >Mud Dyed Brown / Cotton-100%
コットンサテンの泥染めの生地で作製されたミリタリーハットです。型は、1937年から1941年までアメリカ陸軍航空隊のために生産されていたM-38 Hatベースに、再設計されたものになります。同ブランドにて、丸みと深さのバランスを追求してデザインされたフォルムは、主張しない程度の適度なボリューム感のため、様々なスタイルに合わせることができます。
< Newsboy Bag >
Ivory, Black / Cotton-100%
カリフォルニアで見つけた1930年代の新聞配達の子供達に持たせたニュースボーイバッグがモチーフになるアイテムです。肩への負担を軽減する幅広のショルダーハンドルと、広いマチは当時の作りのまま、ショルダーハンドルの長さを短く調整し、ボディバッグのように再構築しています。ショルダーハンドルのステッチを敢えて ランダムな間隔で入れ、ヴィンテージの無骨な作りを表現していることもポイントです。スモールとレギュラーの2サイズ展開です。
< Basketweave Pattern Belt & Hickok Belt >
Mud Dyed Brown, Black / Cow Leather
1920年代に使われていた真鍮製ローラーバックルをオリジナルの柄で再現し使用したレザーベルトです。アールデコ調で雰囲気よく仕上げた真鍮バックルは、デニムやスラックスなど、クラシックなボトムスと相性がよく、より一層ムードのある着こなしを楽しむことができます。スムースレザーと凹凸が美しい籠目のような編み模様を施した2種類のレザーをご用意しております。ブラウンは奄美大島で一枚一枚泥染めして作製しています。
本日の紹介は以上です。
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