COMOLIというブランドを紹介します。
2011年デザイナー小森氏により設立される。
「全ての洋服の原型は欧米から生まれ、ある目的の為に作られた物である。」という考えの基、“今の”日本の気候に合う、日本人の体型に合った、上質でシンプルな日常着を展開。
実際に小森さんとお話をし、洋服を見て感じた事は、その「バランスの良さ」
派手過ぎず、でも見た目の物足りなさは決して感じ無いバランスの良いデザイン。
快適さを第一に考え、人の身体の動きに基づくパターンによるバランスの良いサイズ感。
流行やトレンドを決して無視する事なく、デザイナーをはじめ着用される方の今の気分がバランス良く反映されています。
こういった洋服って一朝一夕では決して造る事は出来ないと思います。
コモリを立ち上げる前も含め、沢山の洋服を見て、そしてデザインをされてきた小森さんの知識と経験あっての物かと感じています。
その空気感と着心地の良さが、これから紹介する画像からも伝われば幸いです。
まずは、商品名に「コモリ」と冠したブランドのコンセプトや魅力が存分に詰まった一着をご紹介します。
COMOLI / コモリシャツ
¥22,000+tax
material:cotton-100%
white
ドレスシャツの構築をもとに、ゆったりと仕上げられたコモリならではのフィッティングとリラックスしたシルエットが魅力。
その考え抜かれたデティールを詳しくご紹介していきます。
【生地】
140双細番手の糸を使用して造られたコットンポプリンの生地を使用。さらっとした生地感と、ふわりとした肌にまとわりつかない着心地から、高温多湿な日本の気候にもフィットした生地となります。
上質な滑らかさを兼ね備えながら、丈夫さもある素晴らしい生地です。
【フィッティング】
「肌と服の間にある空気感」を大切にするコモリならではの考え抜かれたサイズフィッティング。ストレスの無い着用感ながらも、何故か横広がりの少ないすっきりした見た目も有ります。特筆すべきは「肩のライン」になり、綺麗に肩に沿うように造られています。
本来はフォーマルなシャツに使用される生地にあえて洗い加工をかける事で、細かな皺が入れられています。これは、生地の風合いと表情が増し、更に肌に密着する面積も少なく快適に過ごして頂けるという利点に繋がります。
【縫製】
ライトな生地感にドレスシャツのような縫製を施す事で独特なニュアンスが生まれています。
実際に袖を通して頂くと解るその心地の良い着心地。オールシーズンさらりと羽織る事の出来るブランドを代表する「コモリシャツ」です。
続いてはクラシカルなデティールとデザインが施されたバンドカラーシャツをご紹介。
COMOLI / バンドカラーシャツ
¥22,000+tax
material:cotton-100%
white
1940年代頃のグランドファザーシャツやドレスシャツに見られる、襟の低いバンドカラーや前立て(前開きです)の仕様。
スタンドカラーに比べ襟が低い事から、首元を綺麗に演出しノーカラーにも近いすっきりした印象で着て頂く事が出来ます。
サイドにはこちらもヴィンテージデティールとなる補強のマチが施されています。
後ろ身頃の着丈が長めに造られるロングテイルとなり、サイドやバックスタイルの見た目もとても良い物となっています。
とは言え、ヴィンテージのグランドファザーシャツ等に見られる極端に着丈の長い物とは異なる、程よい丈感で造られています。
bottoms:The FRANKLIN TAILORED / パラシュートパンツ(navy)
ボトムスはデニム、スラックス等、ワイドシルエットから細身迄幅広く合わせて頂く事が出来ます。
bottoms:Honor gathering / fine cotton herringbone flannel tuck pants(ink black)
shoes:Honor gathering / French style real italian vachetta leather sandal(black)
クラシカルな要素を継承しつつもコモリ独自のサイズバランスで造られる事で全く新しい物へと生まれ変わっている一着です。
次はライトアウターをご紹介。
COMOLI / BDUチノジャケット
¥42,000+tax
material:cotton-100%
color:tan
BDU (Battle Dress Uniform) と名付けられ、ミリタリージャケットのデティールやデザインを抽出しながら造られた一着。
【生地】超長綿(繊維長の長い高級綿)を使用し、超高密度に織り上げた生地を使用。デニムを超えるようなハリや堅さがある分、着込んで馴染んでいった時の生地の風合いや経年具合には目を見張る物が有ります。
TANというキャメルにも近いやや濃いめの雰囲気のとてもあるカラーとなっています。
【フィッティング】ミリタリーのBDUに比べるとややシャープな印象で造られています。逆に極端なウエストシェイプのかけられた物があるミリタリーの実物に比べると、脇のシェイプは強すぎず、自然なシルエットで造られています。
ウエスト脇のボタンでサイズ調節も可能となり、インナーの厚み等によって使い分けて頂く事が出来ます。
男っぽいミリタリーのデザインと生地感に、コモリ独自の柔らかな雰囲気がミックスされた新しいミリタリーウエアと言える一着へと仕上がっています。
素材はコットンを使用してる為、春や秋はアウターとして、冬はシャツ感覚でインナーとしても着れる使い勝手の良さも魅力の一つです。
入荷商品のご紹介は以上となります。シャツに関しましては、同型のストライプバージョンが後日入荷予定となっております。
コモリの入荷に際して、
何年か前の話ですが、とあるインタビューで小森さんが学生時代に通われていたお店の話をお見かけしました。
僕も高校生時代、同じように憧れていたお店だったので、何だか懐かしく、意外な共通点があった事で嬉しくもありました。
実は、このちょっとした話が、自分の中では、とても大きなキッカケとなりました。
というのも、そのお店(因みに今はもう無いお店です)と、COMOLIのイメージが、かなり異なるようにも思えたんですよね。
その意外なバックボーンを発見してしまった事で、デザイナー小森氏とCOMOLIの洋服に俄然興味が湧き、それ以来、かなり気にして見させて頂いておりました。
そこで解った事は、想像以上に小森さんは、沢山の洋服を見て、そして知っている人だという事。
ヴィンテージのウンチクはあまり…と仰られておりましたが、古い物の知識も豊富で当店に遊びにいらして頂いた際にも、かなり珍しいコアなミリタリーのパンツをさらっとお買い上げされておりました。
そして、インポート、ドメスティック、古着等、かなりの数の引き出しが有りながらも、過剰に生産する事無く、その時に必要な物だけを造っている事。
このような方が生み出す洋服は、どんな時代にも必ずフィットし、お客様にも自信をもってお勧め出来るという事を確信しました。
このような感じで、満を持しての取扱いスタートとなりました「COMOLI」に是非ご期待下さい。
明日、8/8より本日ご紹介した商品を店頭展開開始致します。夜頃になると思いますが、オンラインショップにも掲載予定です。
そして、今年もこちらが入荷しました。
ANDERSEN-ANDERSEN / SAILOR SWEATER-TURTLE
color:off white,grey,navy,black
今回のニューカラーはBLACKです。ANDERSEN-ANDERSENは、昨年も8月から展開がスタートし、外の暑さにも関わらずかなり早いペースで動いておりました。
COMES AND GOESも2015-16AW分が一挙に入荷しましたので、こちらも明日から販売開始になります。定番のトラベラーハットから、今期お勧めのベレー帽等が入荷しています。
浦松
twelve
埼玉県川越市脇田町6-1
049-225-5622
営業時間:12:00-20:00
基本無休(お休みの場合は前日迄にこちらのブログとオンラインショップNEWS欄で告知致します)
online shop:twelve