山内の代名詞ファブリック「塩縮加工リネン」を用いた、テーラードジャケットをご紹介致します。
国内最高級リネンを造る事で知られる近江産のコットンリネンをベース使用。昨日のハコムラ絞り同様、有松の職人によって塩縮加工の施され、この独特なシワが半永久的に継続されるという特別な生地となっています。
山内の塩縮加工についてはこちらのブログでも何度かご紹介してきたので、本日は割愛させて頂きます(詳細はオンラインショップにてご確認頂けます)。
作成にあたり、特に苦心されたというのが、この重量感のある生地を使用したジャケットを、春夏アイテムとして提案出来るだけの分量に落とせるかという点にあったそうです。
デザイナー山内氏とアトリエの縫製士によって、ジャケットの通常の仕立てを見直する所から始まり、細かく洋服の重量を減らせるポイントを探しながら、新たな仕立てを考え、春夏にも着用が出来る軽さの塩縮ジャケットをが生まれたとの事でした。
肩パットなどの芯地を極力排除しながらも、体のラインに沿った綺麗なシルエットに仕立てられ、釦を留めずに羽織るだけでも様になります。
男らしい生地の迫力と、驚くほど軽い着心地を見事に実現させた一着です。
クセの無い美しいシルエット、夏でも着れるコットンリネンの生地感を考慮すると、汎用性の高さがこのジャケットの魅力の一つかと思い、カラーはブラックをチョイス。
タイプの異なる様々なボトムスとのオールマイティーなコーディネートをご紹介させて頂きます。
bottoms:Honor gathering / luxury hotel smooth cotton bed
bottoms:The FRANKLIN TAILORED / 551ZXX denim vintage
bottoms:Dead Stock-1960’S French military M-47 Cargo pants-
細かなデティール部分も紹介していきます。
ポケットは袋縫いで表に3つ、内ポケットが2つ付きます。
袖は本切羽仕様。裏地はコットンの背抜きと、袖裏には袖通りの良いキュプラをあてがわれています。
縫製は今回も一人の職人が一貫して行われています。
立体感のある塩縮の生地に、一針、一針、くいこむように縫われているこの縫製部分が、より一層このジャケットの良さを引き立たせているように思えます。
まさに本物のテーラードメイドと呼べる一着です。
山内 / 塩縮加工リネンジャケット
price:75,000+tax
color:black
material:linen-50% cotton-50% 半裏cotton-100% 袖裏cupra-100%
山内の商品詳細、通信販売につきましてはこちらのページをご覧下さい→山内
浦松
twelve
埼玉県川越市脇田町6-1
049-225-5622
営業時間:12:00-20:00
基本無休
※お休みの場合はこちらのブログとオンラインショップNEWS欄で告知致します。
-online shop-
twelve